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生活習慣病
糖尿病
糖尿病とは、インスリンの不足により、血液の中に含まれる糖分が高くなる病気です。
糖尿病が悪化すると糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症などの合併症を発症します。
また、血液中の糖分が高くなることで動脈硬化が進み、狭心症心筋梗塞、脳梗塞などの病気のリスクも高くなります。
糖尿病・糖尿病合併症について
- 糖尿病神経障害
- 手足のしびれ、けがややけどの痛みに気づかないなど、足や手の末梢神経障害の症状がでます。そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下、胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、インポテンツなどの自律神経障害の症状も現れます。
- 糖尿病網膜症
- 眼底という部分の血流が悪くなり、視力が弱まり、失明する場合もあります。
また、白内障になる人も多いといわれています。 - 糖尿病腎症
- 腎臓糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、尿が作れなくなり、人工透析をしなくてはならなくなります。
2018年発表の日本腎臓病協会によれば、現在、人工透析になる原因の1位は糖尿病腎症です。(※別サイト健康サポート参照)
高血圧
血圧とは心臓から血管に血液が通る際の圧力のことです。
血圧が高くなりすぎると、常に血管に高い圧力がかかるため、血管壁を厚くします。その結果、血管が硬く狭くなり、動脈硬化を引き起こします。
高血圧は自覚症状がないため、心筋梗塞や脳梗塞が突然発症してしまうことが多いので、病状が進行する前に早期発見することが大切です。
脂質異常症
脂質異常症とは血液中のコレステロールや中性脂肪が増加し、血液がドロドロになります。そのため、血管が詰まりやすくなったり、血管の内壁に脂質が付着して動脈硬化等を引き起こします。
脳の血管の動脈硬化は脳梗塞や脳内出血の原因になり、心臓の動脈硬化は狭心症や心筋梗塞の原因になります。
症状のないうちに治療を始めることが大切です。